
ママ✕おさかな 世話人 利根川 芙海様
小さいお子さんを持つお母さんたちに向けて、お魚教室を開催している利根川芙海さん。実は、IMATO誕生のルーツはお魚教室にあったのです!今回は利根川さんにお話しを伺いました。
お気に入りのIMATOの商品は何ですか?
イカがオススメです。
どう料理すると美味しく食べられますか?
バーベキューで焼いて食べると美味しいです。
最後にIMATOにこうなってもらいたいというメッセージをお願いします。
富山に移住してきた人や、旅行者が富山の魚の美味しさを隅々まで体験できる窓口になって欲しいです!船に乗って海や漁師さんのお仕事を見せてもらったり、魚のさばき方を教えてもらったり。魚の食べ方も教えてもらいたい。
あと、東京の友人にこの富山の美味しいお魚を送りたいのですが、送るのって結構難しいんですよね。どの時期に、どんな魚が獲れるというのもわからないし、日によって豊漁や不漁もあり価格もまちまち。保冷や配送の手間もかかる。到着した後の処理方法もお伝えしたい、となると、お魚を送るのはとてもハードルが高かったです。それをIMATOさんはまるっと解決してくれました(笑)。魚との新しいつきあい方を提案してくれていると思います。
これからも、ますます主婦などの生活者と魚を近づけて欲しいです。そして、是非お魚初心者の方にお魚が食卓にある幸せ!の扉を開けてあげて下さい。
(以下はIMATO取材による記載となります)
ママ✕おさかな サークル活動概要
- サークル名:ママ✕おさかな
- 代表:利根川 芙海さん
- 登録メンバー数:約40名。年齢層は20代~40代の子育て中のママ
- 活動エリア:新湊
- 活動期間:2016年から活動を開始。2021年3月時点で55回にわたり開催。
スーパーでおなじみの魚から、なかなかみかけない魚まで色々。 食べるのがもったいないくらい綺麗なお魚もいる。
「ママ×おさかな」とは?
地元在住の子育て中のママさんたちのお魚勉強会。様々なジャンルのプロの料理人さんを講師に招き、魚のさばき方、下処理の方法、美味しい調理の仕方等を朝どれの新鮮なお魚を実際に包丁を使いながら勉強されています。
「ママ✕おさかな」のきっかけ
東京から富山へ移住した利根川さんが、学生時代の先輩で新湊の漁師さんのお宅に嫁いだ女性(後述「先輩」)と再会しました。富山で暮らし始めてからは、スーパーの鮮魚コーナーには新鮮なお魚が沢山並んでおり、利根川さんは衝撃を受けます。「自分の手でこの新鮮なお魚をさばいてみたい」と。そのことが、お魚教室を始めるきっかけとなりました。
先輩のご主人とIMATOの東海社長は同じ新湊を拠点とする漁師仲間であったことから、利根川さんと東海社長は出会います。お魚教室を始めるにあたってのアドバイスや、講師をして下さる料理人さんを紹介してもらったりしたそうです。
「ママ✕おさかな」の活動は、利根川さん自身も赤ちゃんを育てながら、先輩や友人5~6人からスタートしました。当初はお魚をさばくことが全く出来なかったママ達も、回数を重ね、母親として子ども達に安心で安全なお魚を食べさせてあげたいという熱意から、参加者の腕も上達していったといいます。最初は少人数でスタートした活動も、ママさん同士の口コミで活動の輪が広がり、現在は会員数約40名、なんと5年以上にわたり、活動を続けています。


「ママ×おさかな」→ひもの屋さんIMATO誕生秘話
利根川さんと東海社長の出会いにより、始まったお魚教室。漁師の立場としてアドバイスする側だった東海社長にも変化が!「子ども達に安心で安全な魚を食べさせてあげたい。」、「子どもが成長して働くようになると忙しさのあまり料理をする時間がない!」、「もっとお手軽に魚を料理することが出来たら。」というママ達の生の声を聞き、役に立ちたいという思いから、ひもの屋さんIMATOは誕生しました。
昔ながらの保存目的の、ただただ塩辛いだけの塩蔵品ではなく、味覚が未発達な小さなお子さんでも美味しく食べて頂ける干し魚。朝どれの鮮魚を刺身でも食べられる状態でさばき、下処理をして干しあげる。薄い塩味がついているので、保存が利くし、焼いた時の身の崩れもほとんどない。また、焼くだけではなく、生の魚と同じようにアレンジして色々なお料理にしていただける。IMATOは今魚(いまと)から由来しています。 実は、利根川さん、3月17日のお魚教室を最後に富山を離れられます。今後は一緒に活動してこられたママさんたちが中心となり活動を続けて行かれます。それと同時に、IMATOでもお魚教室を開いて、富山の魚の魅力をどんどん発信して欲しい、利根川さんはそうおっしゃいました。是非、IMATOでのお魚教室を実現出来るようにスタッフ一同頑張りたいと思います。
利根川さんをはじめ、取材にご協力いただいたママ×おさかなのみなさまへ。この出会い、このご縁に感謝いたします。